注器としてはもちろん、3~4人分の煮物やサラダをどんと豪快に盛りつけるのにぴったりの片口です。
昔ながらの注器としての機能を生かした使い方だけではなく、盛り鉢として片口を利用すると食卓にも変化が出ます。
たっぷりと深さのある片口鉢は3~4人分の煮物やサラダをどんと豪快に盛りつけるのにぴったりです。
生地の成型は凸と凹の対になった専用の石膏型を積み重ね、生地の元となる「泥しょう」を圧力をかけて流し込む「圧力鋳込み」という成形法でつくります。
型の中に充満した泥しょうが石膏の吸水性により硬化したところで、型から成形品を外します。
主に変形している器の成型に適しています。
その後、乾燥させた後に削りを入れて形を整えます。
磁器は最終的に削りを入れる事によって形を出すので、熟練の技術がいる大切な工程です。
そして出来上がった生地を920度で二日間かけて素焼きし、釉薬を掛け、1300度で3日間かけて還元焼成し完成します。