有田焼の伝統柄「木甲桐紋」は、おめでたい柄をぎゅっと詰め込んだ
とても華やかな絵柄として、長年愛されてきました。
鳳凰が止まる木として神聖な植物とされてきた桐、瓜を輪切りにした断面を図案化した孫繁栄を祈る木甲の中に、鳳凰、桜、竹、梅、菊、七宝の吉祥文様を散りばめられています。
鳳凰は伝説の霊鳥で瑞兆を表し、桜は生命力の証、竹はしなやかで折れる事の無い強さ、梅は清楚・知恵を意味する慶事の象徴、菊は長寿のシンボル、七宝は仏教典に載る「七つの宝」で富貴を表し、かつ無限に連鎖する金輪の交叉から成る文様のため、「無限の子孫繁栄」などを表します。
口が広く氷が入れやすい形ですが、磁器製なので熱いもの冷たいものを問わずに使っていただけます。