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アイテム説明
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日常使いのシンプルでスタイリッシュな、爪楊枝入
磁器製の爪楊枝入です。
生地の成型は磁器の生地をつくる陶土に水分などを混ぜた「泥しょう」を、乾燥した石膏型に流し込んでつくる成形法「排泥鋳込み」で作ります。
石膏型が泥しょうの水分を吸収して張り付くので、目指す厚みになったら型の中の泥しょうを排出して乾燥させ、型から外します。
主に急須や花瓶、置物など、中が空洞になった袋状の器を成型するのに適してます。
その後注口等を土を接着剤として使って接着します。
生地の乾燥状態や、断面の形状を合わせなければ焼成した時に割れてしまいますので、熟練の技術が必要です。
そして、乾燥させた後に削りを入れて形を整えます。
磁器は最終的に削りを入れる事によって形を出すので、これも熟練の技術がいる大切な工程です。
そして出来上がった生地を920度で二日間かけて素焼きし、錆絵具を一個一個刷毛で巻いた後、表面を鉄筆で引っ掻き削りデザインを入れ、1230度で3日間かけて酸化焼成して完成します。

職人が一本一本手で鉄筆を使って引っ掻き削り、デザインを入れます。
錆絵具を刷毛巻した生地の上に、有田焼の伝統的装飾技法である「掻き落とし」の手法によって、職人が一本一本手で鉄筆を使って引っ掻き削りデザインを入れます。
一見、鉄器のような冷ややかな質感ですが、表面を鉄筆で引っ掻き削り取ることで現れてくる表情は驚くほどモダンで繊細な印象を与えます。

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